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平成28年度男子日本代表チーム FIBA男子オリンピック世界最終予選 出場メンバー発表

2016年6月23日

 当協会(JBA)は、本日都内にて、第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ)への出場権獲得をかけた「FIBA男子オリンピック世界最終予選」へ臨む、平成28年度バスケットボール男子日本代表チーム 日本代表選手の発表記者会見を開催し、その後の練習をメディア公開練習として行いました。
 同チームは、明日6月24日(金)まで国内合宿を行い、明後日6月25日(土)にフランスへ出発し、フランス代表と試合後、本大会が開催されるセルビアに入ります。
 つきましては、下記の通りお知らせいたします。

 
■平成28年度バスケットボール男子日本代表チーム
 FIBA男子オリンピック世界最終予選 日本代表選手 メンバー表

■チームスタッフ
ヘッドコーチ 長谷川 健志 (公益財団法人日本バスケットボール協会)
アシスタントコーチ 佐藤 賢次 (川崎ブレイブサンダース)
アシスタントコーチ 佐々 宜央 (栃木ブレックス)
ドクター 金 勝乾 (順天堂大学医学部附属練馬病院)
トレーナー 西村 航 (公益財団法人日本バスケットボール協会)
トレーナー 兒玉 清志 (東迎接骨院)
マネージャー 宮本 望 (栃木ブレックス)
テクニカルスタッフ 末広 朋也 (公益財団法人日本バスケットボール協会)

■選手
#0  田臥 勇太
#3  辻 直人 (川崎ブレイブサンダース)
#6  比江島 慎 (シーホース三河)
#8  太田 敦也 (三遠ネオフェニックス)
#10 竹内 公輔
#11 橋本 竜馬 (シーホース三河)
#12 渡邊 雄太 (ジョージ・ワシントン大学 2年)
#15 竹内 譲次
#16 松井 啓十郎 (アルバルク東京)
#25 古川 孝敏 (栃木ブレックス)
#34 小野 龍猛 (千葉ジェッツ)
#42 広瀬 健太 (サンロッカーズ渋谷)

※所属は2016年6月23日現在

 
■平成28年度バスケットボール男子日本代表チーム
 FIBA男子オリンピック世界最終予選 出場メンバー発表記者会見・メディア公開練習

日 時:平成28年6月23日(木) 15:00~18:30
会 場:味の素ナショナルトレーニングセンター バスケットボール専用コート

登壇者:
公益財団法人日本バスケットボール協会(JBA) 副会長 三屋 裕子
平成28年度バスケットボール男子日本代表チーム ヘッドコーチ 長谷川 健志
FIBA男子オリンピック世界最終予選 日本代表選手(12名)

内 容:
① FIBA男子オリンピック世界最終予選 男子日本代表選手発表(12名)
② 副会長挨拶
③ 長谷川健志ヘッドコーチ 抱負
④ 日本代表選手 抱負
⑤ 質疑応答
⑥ フォトセッション

 
【登壇者コメント】

■公益財団法人日本バスケットボール協会(JBA) 三屋 裕子 副会長
 世界最終予選は、大変厳しい戦いになると思います。ですが、私たちJBAとしては、リオデジャネイロオリンピックに男子日本代表チームを派遣する準備は整っています。私は彼らがリオ行きのチケット取って帰ってきてくれると信じています。最後の最後まで諦めずに戦う姿を見ていただきたいと思います。その姿が9月から始まるBリーグにもつながり、バスケットを志す子供たちに響いていくことになります。

■平成28年度バスケットボール男子日本代表チーム 長谷川 健志 ヘッドコーチ
 この12名で世界最終予選へ向かいます。日本は長らく世界への扉を開いておらず、なかなか世界と戦う機会がなかった状況です。そのような状況の中でFIBAオリンピック世界最終予選へ向かうにあたり、我々のテーマとして「世界への挑戦の第一歩」にしました。今大会を東京オリンピック、その後につなげられる第一歩にしたいと考えています。
 そのためのキーワードの1つ目は、「超ハードワーク」です。我々が今まで経験してきたよりも、もっとはるかに上のレベルのチームと試合することになるわけですから、単なる「ハードワーク」ではなく、「超ハードワーク」のゲームをしたいですし、そうできるメンバーでありたいです。
 また、すべてのゲームにおいて、個人の力で相手を上回ることはなかなか難しいことですので、日本の良さである「組織力を活かして戦う」必要があります。これが2つ目です。
 そして、3つ目が、各選手の「ストロングポイントをゲーム中に発揮すること」。オリンピック世界最終予選という名の大会に出る以上、単なる経験で終わらせるのではなく、その一戦一戦を本気で戦い、しっかりと勝ちにいきたいと思っています。
 現実的には、我々がこの大会に出場するのは初めてですし、アジア勢としても過去8戦中1勝も挙げられていない大会です。ですので、なんとか予選の2試合のうち1勝をして、次のセミファイナルに勝ち上がりたいと思っています。そのプロセスがあってこそ、次につながっていきます。1試合1試合を本気で勝ちに行く試合をしていきます。

■#0 田臥 勇太 選手 (※キャプテン)
 世界に挑む今大会は本当に厳しい戦いであるというのは分かっています。それだけにチャレンジしがいがある、価値のある大会ということも分かっています。毎試合、勝利にこだわって、必ず五輪の切符を手にできるよう、この12人でベストを尽くしてきます。

■#3 辻 直人 選手
 国際試合は第1戦が本当に大事になります。その試合で必ず1勝を挙げられるようにし、それを弾みにしてリオへの切符をつかめるようにしたいです。チーム一丸となって戦ってきます。

■#6 比江島 慎 選手
 今持っている力以上の力を引き出せなければ勝てないことは分かっています。しっかりとチャレンジしていきたいです。

■#8 太田 敦也 選手
 「世界への第一歩」を必ず踏み出して、勝ってきます。

■#10 竹内 公輔 選手
 日本のバスケットボールファンのために精一杯戦い、そしてオリンピックの切符を取ってこられるように頑張ります。

■#11 橋本 竜馬 選手
 長谷川ヘッドコーチから「超ハードワーク」というキーワードを出ましたが、それを体現することが大事です。チームとして超ハードワークをしていきながら、大会を通じて「超成長」していけるようにしていきたいです。

■#12 渡邊 雄太 選手
 本気で勝ちにこだわって戦ってきます。応援よろしくお願いします。

■#15 竹内 譲次 選手
 2006年FIBA世界選手権以来の、世界の強豪と公式戦を戦えるチャンスを自分たちで手にすることができたのですから、ぜひとも結果を出して日本に帰ってきます。

■#16 松井 啓十郎 選手
 日本には何も失うものはありません。チャレンジ精神で全力を出し切り、1戦目に勝利を挙げられるように頑張ります。応援よろしくお願いします。

■#25 古川 孝敏 選手
 みなさんに厳しい戦いと言われますが、本当に厳しい中でも自分たちはしっかり準備してきました。日本を背負って戦うためにも自覚と責任を持ち、しっかりと勝てるようにさらに準備し、勝って帰って来られるようにします。

■#34 小野 龍猛 選手
 この12人全員で超ハードワークをし、必ず五輪の切符を取れるように頑張ります。応援よろしくお願いします。

■#42 広瀬 健太 選手
 チームメイトを信じて、奇跡を起こせるように頑張ってきます。応援よろしくお願いします。

 
■大会概要
大会名称:FIBA男子オリンピック世界最終予選
     (2016 FIBA Olympic Qualifying Tournaments for Men)
開催期日:2016(H28)年7月4日(月)~10日(日)
開催国 :セルビア、フィリピン、イタリア
参加国 :18か国

組み合わせ:
【セルビア・ベオグラード会場】
グループA:セルビア、アンゴラ、プエルトリコ
グループB:日本、チェコ、ラトビア

【フィリピン・マニラ会場】
グループA:トルコ、セネガル、カナダ
グループB:フランス、ニュージーランド、フィリピン

【イタリア・トリノ会場】
グループA:ギリシャ、メキシコ、イラン
グループB:チュニジア、クロアチア、イタリア